開講式

(1)はじめの言葉

(2)静岡サイエンスミュージアム研究会会長 あいさつ

(3)静岡科学館館長 あいさつ

(4)アドベンチャー会員代表者の言葉

  ※急なお願いでしたが立派な

   あいさつをしてくれました。

(5)活動の説明と約束

(6)スタッフ紹介 

グループワーク「紙の柱の強さ比べ」

担当の先生から説明を聞いて、紙の柱をつくりました。作った形は、三角形、四角形、五角形、六角形、円の5種類です。同じ材質の、同じ長さの紙を使って形だけが違う柱をつくりました。この上におもり(ペットボトルに水を入れたもの)を載せていくのですが、どの形の柱がつぶれることなく最後まで支えきれるのかを調べます。調べ始める前に、どの課たちが一番になりそうかグループのメンバーで予想しました。

いよいよ実験を開始です。1リットルの水を入れたおもりは、どの形の柱も難なくセーフ。次にペットボトルに水を200gずつ増やしていき、どのくらいの重さまで支えることができるか調べました。白いプラスチックダンボールの上に慎重にペットボトルを載せていきます。形によっては、2リットルをクリアして、二つのペットボトルを載せるものもありました。

グループごとの実験をした結果をホワイトボードに書き出してみると、円や六角形の柱が強いことが分かりました。先生からは、建物の柱には円の形をした柱があること、自然にはハチの巣のように六角形を組み合わせて巣をつくっている昆虫がいるなど、形を上手に生かして使われていることを教えてもらいました。

円の柱は、3500g以上の主さを支えることが出来ていて、「この重さは生まれたばかりの赤ちゃんの重さです。紙一枚で赤ちゃんも支えてしまうことができるんですね」と教えてもらうとみんなビックリしていました。

感想

○円の強さは、計算すると赤ちゃんをのせられるくらい強いことがわかり驚きました。紙の柱の強さは、角の数が多いほど強くて、角がなかったら一番強いことがわかりました。紙の柱を増やしたら、その分強くなるか調べてみたいです。

 

○今までは六角形が一番つよいと思っていた。けれど実際に実験をやって円が一番強いことがわかった。しかし薄い紙だと六角形が強そう。家に帰ってやってみたい。ハチは六角形が強いとしていて、ちゃんと六角形の形を作るってすごいと思った。

 

○円が一番強度が高かったのに、なぜ四角形の柱が使われているのかな。この実験では、紙を使って柱の中は空いていたけれど、中を紙で埋めるともっと強度が上がるのではないか。

 

○今日の実験で円柱が一番重さに耐える力がつよいと言うことがわかりました。今まで三角柱が一番つよい形、丈夫な形だと思っていました。でも今回の実験で、円柱の方が強いということがわかりました。家などで円柱より強い形があるか調べてみたいです。

 

○紙を1枚を丸めたのに、生まれたばかりの赤ちゃんを支えることができるのがすごいと思った。班によって1位、2位の耐え切れた重さが違った。調べ方によって変わるのかな。ハチの巣の作り方が強めの六角形で作られているのは、ハチが考えてやっているのか何か理由があるのかなと思った。

紙の柱の強さ比べ
グループワーク活動の流れ(展開案)です
紙の柱.pdf
PDFファイル 7.1 MB