「しずおかサイエンスアドベンチャー」は,静岡科学館を拠点に月1回開催する科学教室である。小学校3年生から6年生まで50名が会員として登録され,縦割りのグループ活動で実験・観察に取り組む。指導にあたるのは,静岡市内外の小中学校教員を中心として45名で組織する科学館ボランティア「静岡サイエンスミュージアム研究会」のメンバーである。児童・生徒の科学リテラシーを形成することを目的に,多くの体験型科学教育プログラムを開発してきた。またその成果を,小中学校の授業へと普及させ,教員の授業力向上を図ることも目的としており、理科の授業改善にも役立っている。
 「子どもの居場所作り推進事業」として月2回の活動が前身で、この2年間の実績を踏まえ、土日の児童・生徒の学びの場として、平成17年度より「サイエンスアドベンチャー」としての活動を開始した。縦割りの活動において、自然科学への興味・関心を伸ばすことのみならず、コミュニケーション能力や、互いを思いやる心を育成することができると考える。また指導者である小中学校の教師がプログラムについての情報交換を通じて、互いの指導技術を高め合う研修の場となっている。